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2024/03/01

ひな祭り目前! おひな様特集 後編:アナタは正しくできてる?おひな様の正しいしまい方

静岡、浜松の皆様

~イノベーションカンパニー~株式会社Amita(アミタ)です!

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!

改めまして、こんにちは!

 生まれも育ちも浜松、浜松を愛して止まない岩瀬です☆

さて、前編では、「おひな様は早くしまわないとお嫁に行けなくなる」という迷信のようなお話の中には、実は2つの教えがあることをお話しましたね。(前回の記事はコチラ ⇒ ひな祭り目前! おひな様特集 前編:「ひな祭りを過ぎたら、早くしまわないとお嫁に行けなくなる」は迷信??

後編の今回は、その “ 教え ” を踏まえた上で、おひな様の正しいしまい方について、さっそく見ていきたいと思います。

おひな様の正しいしまい方

① 湿気の少ない、カラッと晴れた天気の良い日に片付ける

 ひな人形の顔や着物などに出るシミ・汚れの原因第1位は湿気!!

 片付けの際、湿気を一緒に箱の中にしまいこんでしまうと、1年かけて箱の中でシミとなってしまうそうです。

 (恐ろしや・・・・)

② 片付け前に洗剤で手を洗い、よく乾かす。

 

 手をよく洗ったからと言って、ひな人形の顔を素手で触るのは絶対にNG!!!!

 素手で触るとシミの原因になるのだとか・・・・

 (子どもの頃、普通に触ってしまっていたことを反省・・・・)

③ 人形をしまう前に、箱の中の空気を入れ替える

 しまう前にフタを開け、箱の中の空気も循環させることで、湿気を防ぐのに役立ちます。

(しまう前の作業の時に、フタを開けっ放しにすることが大切なのね。。ふむふむ) 

④ 毛ばたきで全体のホコリを取る

 箱から出して、人形を飾っている間、ホコリなどが付着する。そのまま放置すると劣化の原因に!!! 毛ばたきなどを使ってキレイにホコリを取り除くことが大切です。人形の持ち道具など、取り外せる場合は取り外して中まで掃除をするようにしましょう。

 この時、ひな人形の衿や袖口、裾の合わせ目などの細かい部分は、毛先を崩した小筆などを用いると良いでしょう。

⑤ 木製の台・屏風・道具などはホコリを取りながら、付着した指紋などを柔らかい布で優しくふき取る

 ④と同じ理由です。

⑥ ひな人形の着物は、なるべく袖を持たず、手のひらに乗せるように持つ

  袖を持ってしまうと、着物の型崩れの原因になってしまいます。

⑦ 人形の顔・手などを白く柔らかい紙(ティッシュや和紙など)、あるいは保管用の袋で包む。

 包む際に、強く包みすぎると髪の型崩れに繋がるので注意が必要です。

⑧ 人形を箱に入れ、間に詰め紙を敷く

 こうすることで、形くずれを防ぎます。

 人形も道具も、虫は大敵。人形を箱に入れる際、防虫剤を入れるのを忘れないようにしましょう。

 

⑨ 道具や飾りなどは、人形とは別の箱で保管するのが最適。

 保管する際、道具や飾りも必要に応じて袋に入れるか、紙に包むようにしましょう。


 

⑨ 保管は押入れ上段・天袋など、湿気が少なく乾燥しすぎない場所に

 

 条件を満たす保管場所が確保できない場合、湿気を防ぐために年に1度「虫干し」するようにしましょう。カビ対策になります。虫干しの際には、箱のフタをしっかり開けて、箱の中の空気も循環させることを忘れずに!

※ 虫干しとは、9月・10月の湿気の少ない日に、人形と道具を箱から出して、6時間程度空気に触れさせてから箱にしまう作業のこと。

いかがでしたか?

今年もおひな様をしまう時は以下のことに気を付けて、感謝の気持ちをこめながら!!しまうようにしてみてくださいね🎵

それではまたお目にかかりましょう^^

<今回のまとめ>

〇 おひな様の正しいしまい方のポイントは9つある。

〇 ひな人形の顔や着物などに出るシミ・汚れの原因第1位は湿気。

〇 ホコリが付着したまま放置すると、劣化の原因につながる。

〇 ひな人形の顔を素手で触ると、シミになることがある。

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