6月23日は「住宅デー」!家づくりを支える匠たちに感謝を込めて
静岡、浜松の皆様
~イノベーションカンパニー~株式会社Amita(アミタ)です!
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!
今日6月25日は「住宅デー」。
私たち株式会社アミタも、リフォーム事業に携わるスタッフが大多数。
非常に興味津々な今日という日です。
■ 住宅デーとは?―家を支える「縁の下の力持ち」に光を当てる日
6月23日は「住宅デー」。この日は、住宅建設やリフォーム、修繕に携わる職人さんたちに感謝の気持ちを伝える日として制定されています。
制定したのは全国建設労働組合総連合(全建総連)で、1978年に発足しました。
なぜ6月23日なのかというと、日本の社会運動史上、重要な存在であるスペインの建築家・アントニオ・ガウディの誕生日にちなんでいるからです。サグラダ・ファミリアをはじめとする壮麗な建築を手がけた彼の精神と、住まいづくりに情熱を注ぐ職人たちの姿勢を重ね合わせたと言われています。
住宅デーは単なる記念日ではありません。各地ではこの日に合わせて、無料住宅相談、修繕・点検サービスの実施、子ども向けの木工体験なども開催されており、地域に根ざした取り組みとして広がりを見せています。
■ 見えないところで活躍する「住宅のプロたち」
家というのは、私たちが最も長い時間を過ごす場所であり、安心と安らぎをもたらしてくれる空間です。しかしその陰には、実に多くのプロフェッショナルの力があることを、私たちは日常でつい忘れがちです。
たとえば、大工さん。骨組みをつくるだけでなく、耐震性や住み心地まで計算した施工が求められます。内装職人さんは、壁紙一枚にも心を込め、建物に温もりを吹き込みます。配管工や電気工は、私たちが安全で快適に水や電気を使えるよう、見えないところで支えてくれています。
住宅デーは、こうした職人さんたちの存在にスポットを当て、「家を建てる・守る」ことの大切さを再認識するきっかけになる日なのです。
■ リフォーム事業の現場から感じること
私自身、住宅リフォームの現場に携わる中で、毎日「家」というものが持つ大きな力を実感しています。
古くなったお風呂を最新のユニットバスに入れ替えたご家庭から、「家族でお風呂に入る時間が増えた」と喜びの声をいただいたことがあります。バリアフリー化を進めたお宅では、「高齢の両親が安心して過ごせるようになった」と涙ながらに語ってくれた方もいました。
家は、ただの「建物」ではありません。そこに暮らす人の人生、思い出、未来を支える「器」です。そしてそれを形づくっているのが、ひとりひとりの職人の手仕事です。
■ 若者にこそ知ってほしい「職人という仕事」
近年、住宅業界では深刻な人手不足が問題となっています。とくに若手職人の減少は顕著で、「家づくりの技術」が継承されにくくなってきているのが現状です。
ですが、職人の仕事というのは本当に奥が深く、やりがいに満ちています。自分の手で形をつくり、人の暮らしに直接貢献できる職業は、そう多くありません。「ものづくり」に関心のある若者には、ぜひ住宅業界にも目を向けてほしいと願っています。
住宅デーには、そんな職人の仕事の魅力を知る絶好のチャンスです。地域の工務店や組合が主催するイベントに参加すれば、普段は見られない建築の裏側を垣間見ることができます。
■ 住宅のこれからを考える日として
住宅デーは、単に「ありがとう」を伝える日ではなく、「住まいの未来」を考える日でもあります。人口減少・空き家問題・高齢化・地震など、日本の住宅を取り巻く課題は年々複雑になってきています。
一方で、自然素材を活用したエコ住宅や、断熱性能に優れた快適な住まいづくり、スマートハウスといった新しい住宅スタイルも広まりつつあります。
だからこそ、住宅デーを通じて私たち自身が「よりよい住まいとは何か」を考え、未来に向けた選択をしていくことが求められているのかもしれません。
■ おわりに―「家」と「人」をつなぐ日
6月23日、住宅デー。
この日は、家を建ててくれた人、家を直してくれた人、家を守ってくれているすべての人に感謝を伝える日です。私たちが今日、安心して暮らせているのは、誰かの手仕事と熱意があってこそ。
この機会に、家のどこかを少し見直してみたり、修繕が必要なところを確認してみたり、大切な住まいに「ありがとう」と声をかけてみるのもいいかもしれません。
住まいがあることのありがたさ。
誰かが住まいを支えてくれていることへの感謝。
それを感じる一日にしてみませんか?
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