人事のぶっちゃけブログ~面接で「いい顔」しなくていいです。正直に話してください~
静岡、浜松の皆様
(あ)なたと(み)らいを(た)のしく過ごす 株式会社Amita(アミタ)です!
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面接って、なんで本音が言えないんだろう
面接が終わって、帰り道にふと思う。
「本当のことを言えなかったな」

給与のことを聞きたかったけど、「お金のことばかり気にしていると思われるかも」と黙った。
他にも選考中の会社があるのに、「御社が第一志望です」と言ってしまった。
正直、まだやりたいことがよくわからないのに、「御社でこういうことを実現したいです」と取り繕った。
そういう経験、ありませんか?
気持ちはすごくわかります。
面接って、「よく見せなければいけない場所」という空気がある。
本音を言ったら評価が下がる、正直に話したら落とされる——そう思って、うまく取り繕おうとしてしまう。
でも今日は、採用担当者として、はっきりお伝えしたいことがあります。
面接で「いい顔」をすることに、こだわらないでください。
これは建前じゃないです。本気でそう思っています。その理由を、全部話します。
取り繕った面接の末路
まず、採用担当者として正直に言わせてください。
取り繕った答えは、だいたいわかります。
「御社が第一志望です」と言いながら目が泳いでいる。
「給与や条件は気にしません」と言いながら、どこか不安そうな表情をしている。
「なんでもやります」と言いながら、具体性がまったくない
——長年採用をやっていると、言葉と表情と態度のズレが見えてくるんです。
でも問題はそこじゃない。
本当の問題は、取り繕って入社した後に起きます。
「聞いていた条件と違う」「思っていた仕事と違う」「こんなはずじゃなかった」
——入社後のミスマッチの多くは、面接で本音を話せなかったことから始まっています。
会社側も同じです。
「こういうことができます」と言っていたのに実際は違った、
「第一志望です」と言っていたのに内定後に辞退された
——こういうことが起きると、採用した側も、された側も、どちらも不幸になる。
正直に話してもらえれば、会社側も対応できることがたくさんあります。
それができないのは、本音を話してもらえないからです。
経歴と志望動機、「盛る」必要はないです
職務経歴書や面接で、経歴を「盛る」方がいます。
実際より大きな成果を書く、自分の関与が少なかったプロジェクトを「自分がやりました」のように話す、退職理由を綺麗に取り繕いすぎる——これらは、入社後に必ずほころびが出ます。
経歴は、事実をそのまま話してください。
たとえ華やかじゃなくても、正直に話された経歴のほうが、信頼できます。
志望動機も同じです。
「御社の理念に深く共感して」「SNSを見て入社したいと思って」という言葉、とても多いんですが
——本当にそうですか? と聞きたくなることがある。
「家から近くて通いやすい」「安定していそうだと思った」「友人に勧められた」
——最初のきっかけなんて、そんなもので全然いいんです。
大事なのはそこから、「だから調べてみたら、こういうところが自分に合いそうだと思った」という流れがあるかどうか。
最初の動機が不純でも、そこから本気になった理由があれば、それが立派な志望動機になります。
取り繕った綺麗な言葉より、少しぎこちなくても本音の言葉のほうが、ずっと伝わります。
希望条件、遠慮なく言ってください
給与・休日・勤務時間・勤務地
——こういった条件の話を、面接で切り出しにくいと感じている方、多いですよね。
「お金のことばかり気にしていると思われそう」「条件にこだわりすぎると印象が悪いかも」
——でも、それは違います。
働く条件って、人生に直結する話です。
給与が希望に合わなければ生活が成り立たない。
休日の希望が通らなければ、大切な家族との時間が削られる。
通勤時間が長すぎれば、体力的に続けられない。
そういう現実的な話を、ちゃんとしてほしいんです。
家庭の事情も、話せる範囲で教えてもらえるとありがたいです。
「子どもの送迎があるので、この時間以降の残業は難しい」
「親の介護があるため、急な呼び出しに対応できないことがある」
——こういう事情を事前に伝えてもらえれば、会社側も働き方を一緒に考えられます。
言ってもらえなければ、対応のしようがありません。
入社してから「実はこういう事情があって……」と言われるより、最初から話してもらったほうが、お互いのためになります。
条件の話をすることは、決して「わがまま」じゃないです。
自分の人生をちゃんと考えているということです。
「御社が第一志望です」、言わなくていいです
これ、面接で本当によく聞く言葉です。
でも正直に言うと、「御社が第一志望です」という言葉、額面通りに受け取っている採用担当者はほとんどいません。
就職・転職活動中に複数の会社を受けるのは、当然のことだからです。
むしろ聞きたいのは、今どういう状況にあるかです。
「現在、他に○社選考中です」
「先週、別の会社から内定をいただいています」
「御社は第○志望ですが、こういう理由で受けています」
——こういう情報を正直に話してもらえると、会社側もスケジュールを調整したり、選考を急いだりという対応ができます。
「第一志望です」と言っておいて内定後に辞退されるのが、採用担当者にとって一番困るパターンです。
正直に話してもらえれば、双方にとってベストな結果を出しやすくなります。
志望度合いや熱量も、正直に伝えてほしいです。
「まだ迷っています」「他の会社と比較しながら考えています」
——それが本音なら、そう言ってください。
「どんな情報があれば決断できそうですか?」「どういう点が不安ですか?」と、一緒に考えることができます。
やりたいこと・できること・できるようになりたいこと
この三つ、ちゃんと整理して面接に来てほしいと思っています。
やりたいこと——自分が本当に興味を持っていることは何か。仕事を通じて何を実現したいか。
できること——これまでの経験で身についたスキルや強みは何か。即戦力として提供できることは何か。
できるようになりたいこと——これから身につけたいスキルや経験は何か。どんな方向に成長していきたいか。
この三つが揃ったとき、その人のキャリアの輪郭がはっきり見えてきます。
「まだやりたいことがわからない」という方、正直に「今はまだ模索中ですが、こういう方向性に興味があります」と言ってもらえれば十分です。
「できるようになりたいこと」を持っている人は、成長意欲が伝わって、むしろ好印象になることが多いです。
全部完璧に答えられなくていい。
でも、この三つについて自分なりに考えてきた形跡があるかどうかは、話していると伝わります。
面接は、お互いを知る場所
最後に、一番伝えたいことを話します。
面接って、「会社が応募者を審査する場所」だと思っている方が多い。
でも本当は違います。
面接は、お互いがお互いを知るための場所です。

会社はあなたのことを知りたい。
あなたも会社のことを知る権利がある。
どちらかが一方的に評価されるんじゃなくて、「一緒に働けるか」を双方で確認する場なんです。
だから、正直に話してください。
聞きたいことは聞いてください。不安なことがあれば、それも話してください。
就職・転職は、人生の大きな選択です。
毎日通う場所、一緒に過ごす人たち、自分の時間とエネルギーを注ぐ仕事
——これほど大切なことを、「よく見せよう」という気持ちだけで決めてほしくない。
正直に話してくれた人に対して、会社側も正直に向き合います。
条件を一緒に考えます。
状況をふまえて選考のスケジュールを調整します。「この人に来てほしい」と思ったら、全力で伝えます。
取り繕わなくていいです。飾らなくていいです。
あなたのことを、そのまま見せてください。
それが、長く幸せに働ける職場との出会いにつながると、私は信じています。
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