「排水芯(はいすいしん)」ってなに?トイレ交換で大事な理由【入社1年目社員が覚えたリフォーム用語】
静岡、浜松の皆様
(あ)なたと(み)らいを(た)のしく過ごす 株式会社Amita(アミタ)です!
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!
26卒新卒社員の杉浦です!今回も入社してから覚えたリフォーム用語をご紹介します✨
今日のテーマは「排水芯(はいすいしん)」です。
Amitaは「水まわり専門店かえるHOME」というお店も運営していて、キッチンやお風呂、トイレなどのリフォームを取り扱っています。トイレの交換について学ぶなかで出てきたのが、この「排水芯」という言葉です。
初めて聞いたという方がほとんどだと思います。でも、トイレを新しくしたいと思ったとき、実はこの言葉がとても大事になってきます。今回は、トイレの交換を考えている方に向けて、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。
排水芯とは?一言で言うと?
排水芯とは、「トイレの後ろの壁から、床の下にある排水管の真ん中までの距離」のことです。
排水管というのは、トイレの水を流すための太い管のことです。普段は便器の下に隠れていて見えませんが、床の下を通っています。その管の中心が、壁からどれくらい離れているか。その距離が排水芯です。
「芯」という漢字は「真ん中」という意味で使われています。ちなみにTOTOでは「排水心」と書くそうで、メーカーによって漢字が違うのも面白いなと思いました。
調べてみると、トイレのリフォームを考えるときに確認する大事な項目のひとつだそうです。

なんで排水芯が大事なの?
トイレの便器には、商品ごとに「水を流す出口」の位置が決まっています。その出口の位置が、お家の排水管の位置とぴったり合っていないと、うまくつなぐことができません。
たとえるなら、新しい家電を買うときに、コンセントの位置を確認しておくのと似ています。コンセントが遠くて届かなかったら困りますよね。それと同じで、新しいトイレを選ぶときには「お家の排水管がどの位置にあるか」が大事になるんです。
もし位置が大きく違っていると、大がかりな配管の工事が必要になることもあるそうです。便器だけを新しくしたいのに、床の下の工事まで必要になると、工事の内容も変わってきますよね。
つまり排水芯は、トイレを選ぶときの基準になる大事な寸法ということです。
排水芯の標準は200ミリ
今の新築住宅では、排水芯は200ミリ(20センチ)が標準とされています。LIXILのカタログでも、新築住宅で標準とされる床排水の排水芯は200ミリと決められています。1995年以降に建てられた、またはトイレをリフォームしたお家では、200ミリが多いといわれています。
でも、古いお家では200ミリとは限りません。120ミリなど、違う寸法のお家もあります。
お家によって寸法が違うからこそ、トイレ選びでは排水芯の確認が欠かせないんですね。

床排水と壁排水、2つの方式があります
実は、トイレの排水の方式には2種類あります。
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床排水
排水管が床の下にあるタイプです。戸建てや比較的新しいマンションでは、こちらが主流です。便器の後ろに配管が見えないのが特徴です。排水芯は、このタイプで使われる言葉です。
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壁排水
排水管が壁の方に向かっているタイプです。便器の後ろから壁に向かって太い管がつながっているのが見えます。マンションや団地などで採用されています。壁排水の場合は、排水芯ではなく「排水高」という、床から排水管の真ん中までの高さが大事になります。
トイレ選びの基準が「壁からの距離(排水芯)」なのか「床からの高さ(排水高)」なのかは、この排水方式によって変わるんです。同じトイレの交換でも、お家によって確認するポイントが違うんですね。
標準と違っても大丈夫!「リモデル便器」って?
「うちの排水芯が標準と違ったら、トイレは交換できないの?」と心配になった方もいると思います。でも大丈夫です。
排水の位置が標準と違うお家のために、排水の位置を調整できる部品がついた「リモデル便器」というタイプのトイレがあります。
この便器なら、床や壁を壊さずに、便器だけを交換できることが多いそうです。メーカーによって「リモデル」「リフォーム」「リトイレ」など呼び方が違いますが、どれも位置を調整できるタイプのことを指しています。
また、排水芯が標準より大きい場合は、便器を少し前に出して設置することで交換できる場合もあるそうです。
ただし、どの便器が取り付けられるかは、お家の排水の位置や、壁からの距離によって変わります。
ちなみに「リモデル」という言葉は、英語の「Re-model」から来ています。トイレの分野では、不満や不便を解消しながら新しくする、というイメージで使われているそうです。「リフォーム」とはまた少し違う、おしゃれな響きだなと思いました汗。
排水芯は見えないからこそ、現地調査が大事
ここまで読んで、「排水芯って、床の下の話だから見ただけではわからないな」と感じた方もいると思います。
その通りで、排水管は床の下に隠れていて、見た目だけでは位置がわかりません。
しかも、お家によって標準の200ミリとは違うことがあり、床排水か壁排水かによっても確認する場所が変わります。そのうえ、どの便器が取り付けられるかは、お家の排水の位置によって変わります。
だからこそ、トイレの交換では、プロが一度現地を見て確認することが大切です。
Amitaが運営するかえるHOMEでも、トイレを選ぶ前に、一度現地調査にお伺いさせていただきたいと考えています。実際に排水の位置やトイレまわりの状況を確認することで、「このお家には、このトイレが合います」とご提案できるようになります。

まとめ
排水芯は、「トイレの後ろの壁から、床の下にある排水管の真ん中までの距離」のことです。
トイレ選びの最初に確認する大事な寸法で、標準は200ミリ。でも古いお家では違うこともあります。
便器そのものの形や機能ばかりに目がいきがちですが、実は「床の下の管の位置」がトイレ選びを左右することもある。見えない部分だからこそ、プロが現地で確認することが大切なんだなと知りました。リフォームの世界って、見えないところにも大事なことがたくさんあります。
こんなふうに、毎日少しずつ新しいリフォーム用語を覚えています。
次回も「なんだこれ!」と思ったリフォーム用語をご紹介します。お楽しみに!
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